当社で特許を取得したこの熱気球は、東京ドームの屋根と同じフッ素樹脂コーティングをしたガラス繊維膜材でできており、10年程度ノーメンテでも耐久できる素材です。
更に球皮の断熱性を高めることによって、エネルギー損失を極限まで減らすことができ、少ないエネルギーでも持続的に飛行が可能です。
この気球はおよそ高度20,000mで飛ばすことを想定しています。人工衛星やスターリンクの下、飛行機の上で何とも干渉しない位置です。
バーナーで加熱する従来の気球だと酸素が必要となりますが、当社の気球はEV(電動)化しているため酸素を補充する必要がありません。そのため、高度20,000mという酸素の薄い層でも飛行が可能になります。上空は、台風級の風が吹いており、風力発電に最適です。
この気球に蓄電池と太陽光パネルを搭載すれば、当社オリジナル風力タービンで風力発電しつつ、効率的に電気を蓄えられます。
このようにエネルギーを極力使わず、自家発電により年単位での持続飛行が可能になると考えております。